ジムの種類は?目的別でおすすめの選び方や違いについて解説

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ジムに通いたいと思っても、どのジムを選べばいいのか迷ってしまうことはありませんか?
一口にジムといってもさまざまな種類があり、それぞれ特徴・設備・料金体系が異なります。
また、筋力アップ・ダイエット・健康維持・リラックスしたい人など、目的によっても選び方に違いがあります。
この記事では、ジムの種類ごとの特徴やメリット・デメリットについて解説し、目的別におすすめのジムを紹介します。
自分に合ったジムを見つけることで、運動のモチベーションが上がり、理想の体づくりがスムーズに進むでしょう。
ジム選びで失敗しないためのポイントを押さえて、快適にトレーニングを始めるために一助としてお役立てください。

トレーニングジムの種類

トレーニングジムは、その形態やサービスによってさまざまな種類に分類できます。
ここでは、主なジムの種類として、以下の5つ、または6つに分類してご紹介します。

  • スポーツジム
  • 総合型フィットネスクラブ
  • スタジオ特化型ジム
  • パーソナルジム
  • ブティックジム
  • 格闘技ジム(道場)

これらのジムは、それぞれ異なる特徴やメリット・デメリットを持っています。
それぞれの詳細を見ていきましょう。

スポーツジムの特徴

スポーツジムは、ランニングマシンやエアロバイクなどの有酸素運動マシン、ダンベルやバーベルを使ったフリーウェイト、筋力トレーニング機器などが揃う施設です。
利用者は自分のペースでトレーニングができ、初心者から上級者まで幅広く利用されています。
最近では24時間営業のジムも増え、ライフスタイルに合わせて利用しやすくなっています。

メリット

スポーツジムの大きなメリットは、多様なトレーニングができる点です。
有酸素運動マシンを使って体力を向上させたり、ウェイトトレーニングで筋力を強化したりすることが可能で、目的に応じた運動が自由に選べます。
また、利用料金が比較的安価であることも魅力の一つです。
パーソナルジムと比べるとコストを抑えつつ、充実した設備を利用できるため、継続しやすい環境が整っています。

デメリット

デメリットとしては、自己管理が求められる点が挙げられます。
基本的に自由にトレーニングを行うスタイルのため、モチベーションを維持できずに通わなくなってしまう人も少なくありません。
また、ジムによっては混雑する時間帯があり、人気のマシンを使いたいときに順番待ちが発生することもあります。
さらに、パーソナルトレーニングのようなマンツーマン指導がないため、初心者は正しいフォームを習得するまでに時間がかかることもあります。

総合型フィットネスクラブ

一般的なスポーツジムよりも充実した設備と多様なプログラムを提供する施設です。
総合型フィットネスクラブは筋力トレーニングや有酸素運動に加えて、プール・スタジオ・サウナ・リラクゼーションスペースなどが完備されていることが多く、運動からリフレッシュまで一貫して行えるのが特徴です。

メリット

総合型フィットネスクラブの最大の魅力は、利用者の目的に合わせた多様な選択肢が用意されていることです。
例えば、筋力トレーニングをメインにしたい人はウェイトマシンやフリーウェイトゾーンを利用でき、有酸素運動を重視する人はランニングマシンやエアロバイクを活用できます。
また、ヨガ・ダンス・エアロビクスなどのスタジオプログラムも豊富にあり、インストラクターの指導のもと、飽きることなく楽しく運動できる点も魅力的です。
水中運動をしたい人向けに温水プールが併設されている施設もあり、関節への負担が少ない水中ウォーキングやアクアビクスなどを取り入れることも可能です。

幅広い年齢層や目的に対応しているため、初心者から上級者まで誰でも利用しやすい環境が整っています。
特に、健康維持・ダイエット・ストレス解消を目的とする人にとっては、無理なく続けられる多彩なプログラムが用意されているため、理想のライフスタイルを実現しやすいでしょう。
また、施設内にはお風呂やサウナ、ラウンジスペースなどが設けられていることが多く、運動後にリラックスしながら過ごせるのも大きなメリットです。

デメリット

総合型フィットネスクラブは設備が充実している分、月額料金が高めに設定されていることが多く、頻繁に利用しないとコストパフォーマンスが悪くなってしまう可能性があります。
また、利用者が多いため、人気の時間帯には混雑しやすく、希望するマシンやスタジオの予約が取りにくいこともあるため、通う時間帯を工夫する必要があります。

スタジオ特化型ジム

スタジオ特化型ジムは、一般的なスポーツジムとは異なり、トレーニングマシンを中心とした施設ではなく、スタジオレッスンを主軸に運営されているジムです。
ヨガ・ピラティス・ダンス・エアロビクス・ボクササイズなど、さまざまなプログラムが提供されており、音楽やインストラクターの指導のもと、楽しみながら運動できるのが特徴です。

メリット

スタジオ特化型ジムは、運動が苦手な人や初心者でも始めやすいことにあります。
多くのプログラムがグループレッスン形式で行われるため、一人で黙々とトレーニングするスポーツジムとは違い、インストラクターや他の参加者と一緒に楽しく体を動かせる環境が整っています。
リズムに乗りながら体を動かすことで、自然と運動へのモチベーションが高まり、継続しやすいのも大きなポイントです。

また、レッスンプログラムは初心者向けから上級者向けまで幅広く設定されているため、レベルに応じたクラスを選べるのも魅力の一つです。
例えば、ヨガやピラティスは柔軟性を高めて心身を整える効果が期待でき、ボクササイズやエアロビクスは脂肪燃焼や体力向上に最適です。

デメリット

スタジオ特化型ジムは、レッスンの時間が決まっているため、自分の好きなタイミングでトレーニングできるわけではありません。
スケジュールを確認し、都合の合う時間に合わせて通う必要があります。
また、トレーニングマシンがほとんどないため、筋力を重点的に鍛えたい人には不向きです。

パーソナルジム

パーソナルジムは、トレーナーとマンツーマンでトレーニングを行うジムのことで、一人ひとりの目標や体質に合わせたプログラムを提供するのが特徴です。
一般的なスポーツジムとは異なり、マシンの使い方やトレーニングメニューを自分で考える必要がなく、トレーナーが最適な指導を行ってくれるため、初心者でも安心して取り組めます。
また、食事管理や生活習慣のアドバイスを受けられるケースも多く、単なる運動だけでなく、総合的な健康管理をサポートしてくれるのが魅力です。

メリット

パーソナルジムの最大のメリットは、一人では継続が難しいダイエットやボディメイクを、プロの指導のもとで効率的に進められることです。
特に短期間で結果を求める人にとって、的確な指導は大きな支えとなります。
また、トレーナーが正しいフォームをチェックしながら指導するため無駄な動きが減り、怪我のリスクを抑えつつ効果的なトレーニングが可能になります。

デメリット

パーソナルジムのデメリットとして、料金が高額であることが挙げられます。
一般的なスポーツジムが月額数千円〜1万円程度で利用できるのに対し、パーソナルジムは1回あたり数千円から、2〜3ヶ月のプログラムでは数十万円になることも珍しくありません。
これは、個別指導の手厚さやトレーナーの専門性が関係していますが、コスト面を考えると長期間続けるのは難しいと感じる人もいるでしょう。
また、予約制のため、自分の都合に合わせにくいという点もあります。
仕事や家庭のスケジュールと調整しながら通う必要があるため、忙しい人にとってはハードルが高くなりやすいのもデメリットといえるでしょう。

ブティックジム

ブティックジムは、従来のスポーツジムとは異なる特化型のフィットネス施設です。
一般的なジムが幅広いトレーニング機器を備えているのに対し、ブティックジムは特定のジャンルに特化し、より洗練されたプログラムを提供するのが特徴です。
例えば、暗闇の中で行うバイクエクササイズ、音楽に合わせた高強度インターバルトレーニング、トランポリンを使った有酸素運動など独自性のあるトレーニングが楽しめます。

メリット

ブティックジムの魅力のひとつは、デザイン性の高い空間とエンターテイメント性のあるレッスンにあります。
一般的なジムに比べ、施設の内装や照明にこだわり、モチベーションを高める工夫が施されています。
まるでナイトクラブのような非日常的な雰囲気の中で、音楽に乗せて体を動かすことで、運動そのものが楽しい体験へと変わるでしょう。
そのため、運動が苦手な人やジム通いが続かなかった人でも、楽しみながら継続しやすいのが特徴です。

また、ブティックジムのレッスンは少人数制が多く、インストラクターの指導をより密に受けることができます。
これにより、正しいフォームで効果的にトレーニングができるため、短期間でもしっかりと結果を出しやすい点も魅力です。
さらに、参加者同士の一体感が生まれやすく、モチベーションの維持にもつながります。

デメリット

ブティックジムは一般的なスポーツジムに比べて料金が高めに設定されていることが多く、月額制ではなく、1回ごとのチケット制や回数券を採用している場合もあります。
また、特定のプログラムに特化しているため、さまざまなトレーニングを自由に行いたい人には不向きといえるでしょう。

格闘技ジム(道場)

格闘技ジムは、ボクシング・総合格闘技・柔術・空手など、さまざまな格闘技を学ぶことができる施設です。
一般的なスポーツジムとは異なり、単に筋力や持久力を鍛えるだけでなく、技術の習得や実戦的なトレーニングを通じて、身体能力を総合的に向上させることができます。
そのため、ダイエットや運動不足解消はもちろんのこと、護身術の習得や本格的な競技志向のトレーニングにも適しています。

メリット

格闘技ジムのメリットは、全身を使った運動ができる点です。
パンチやキック、タックルなどの動作には、腕や脚だけでなく、体幹の強さやバランス感覚が必要です。
そのため、自然とインナーマッスルが鍛えられ、日常生活の姿勢改善や基礎代謝の向上にもつながります。
特にボクシングは有酸素運動と無酸素運動を組み合わせたトレーニングが多いため、脂肪燃焼効果が高く、ダイエット目的の人にも人気があります。

また、ストレス解消の効果も大きな魅力です。
サンドバッグを打つことで爽快感を得たり、スパーリングを通じて集中力を高めたりすることで、日々のストレスを発散できます。
仕事でのプレッシャーや日常のイライラを抱えている人にとって、格闘技のトレーニングは心身のリフレッシュにも役立ちます。

デメリット

格闘技ジムのデメリットとしては、初心者にとっては敷居が高く感じられることがある点です。
格闘技の経験がない人は、基本の動きやトレーニングメニューに不安を感じることがあるでしょう。
しかし、多くのジムでは初心者向けのクラスが用意されており、段階的に技術を習得できる環境が整っています。
また、実戦的なトレーニングを行う場合、怪我のリスクもゼロではありません。
そのため、正しいフォームを身につけることや、無理をしない範囲でトレーニングを続けることが重要です。

ジム選びのポイント

ジムを選ぶ際は、自分の目的やライフスタイルに合った場所を見つけることが重要です。
無理なく続けられるジムを選ぶことで、理想の体作りや健康維持がより効果的になります。
以下では、ジム選びのポイントをいくつかご紹介します。

目的に合った施設を選ぶ

ジムを選ぶ際は、まず自分の目的を明確にしましょう。
ダイエットや筋力アップ、健康維持など目的が異なれば、必要な設備やプログラムも異なります。
例えば、筋肉を鍛えたいならパーソナルジムやスポーツジムがおすすめです。
ヨガやピラティスをしたいならスタジオ特化型ジムが適しています。
目的に合った施設を選ぶことで、効率よく成果を出すことができるでしょう。

立地とアクセスの良さ

ジムが自宅や職場から通いやすい場所にあるかも、選ぶ際の重要なポイントです。
遠い場所に通うのは、忙しい日々の中で続けるのが難しくなりがちです。
アクセスが良いジムを選ぶことで、無理なく継続しやすくなります。

料金とサービス内容

ジムの料金は施設によって異なります。
月会費やコース料金が予算内であるかをチェックしましょう。
また、料金に含まれるサービスとしてトレーナーのサポート・無料レッスン・施設の充実度なども確認しておくと、コストパフォーマンスが良いジムを選ぶことができます。

施設や設備の充実度

自分が利用したい設備が揃っているかどうかも、選び方の大事なポイントです。
例えば、筋トレマシンや有酸素運動マシンが充実しているジムを選ぶと、効率よくトレーニングを行えます。
また、清潔感や設備の状態にも気を配りましょう。

インストラクターの質

トレーニングが自分に合った方法で行われるかどうか、インストラクターの質も重要です。
特にパーソナルジムやスタジオ特化型ジムでは、指導を受けながらトレーニングができるので、より効果的に進められます。
トレーナーとの相性も大切なので、無料体験などを活用して、雰囲気や指導方法をチェックすることをおすすめします。

目的別おすすめジム

ジムを選ぶ際には、自分の目的に合った施設を選ぶことが、長く続けるためのポイントです。
筋肉をつけたい、ダイエットしたい、健康維持をしたい、あるいは特定のスポーツ技術を向上させたいなど、目的によって最適なジムは異なります。
それぞれのジムタイプの特徴を理解し、目的に合った施設を選びましょう。
ここでは、目的別におすすめのジムを紹介します。

筋力アップや全身トレーニングを目指すならスポーツジム

スポーツジムは、ウェイトトレーニングや有酸素運動が豊富で、筋力アップや体力強化を目的とする人に最適です。
多くの施設には、自由に使えるダンベルやバーベル、トレーニングマシンが完備されており、全身をバランスよく鍛えることができます。
特に初心者から上級者まで幅広く対応しており、自由なトレーニングメニューを組みやすいのが特徴です。

ダイエットや健康維持を目指すなら総合型フィットネスクラブ

総合型フィットネスクラブは、ウェイトトレーニングや有酸素運動に加えて、プールやスタジオプログラム、サウナなどがあり、ダイエットや健康維持をしたい方にぴったりです。
スタジオプログラムでは、ヨガやエアロビクス、ピラティスなど多彩なクラスが用意されており、飽きずに楽しみながら運動できます。
また、プールで水中運動を取り入れることで、関節への負担を減らしつつ全身を鍛えることも可能です。

自分に合ったトレーニングを集中して行いたいならパーソナルジム

パーソナルジムは、専任のトレーナーとマンツーマンでトレーニングを行えるため、効率的に目標達成を目指す方に最適です。
トレーニングメニューは個々の体力や目標に合わせてオーダーメイドされ、集中して取り組むことができる環境が整っています。
また、トレーニング後の食事指導や生活習慣のアドバイスも受けられるため、総合的なサポートが得られます。

短期間で集中的にトレーニングしたいならブティックジム

ブティックジムは、特定のトレーニングプログラムに特化した施設で、効率的に結果を出したい方におすすめです。
例えば、高強度インターバルトレーニング・バトルロープ・キックボクシングなど、特定のメソッドに基づくトレーニングを提供しているところが多いです。
短期間で集中的に体を絞りたい方や、少人数でのグループトレーニングを受けたい方には最適なジムです。

格闘技や武道を学びたいなら格闘技ジム・道場

格闘技ジムや道場は、格闘技や武道を学ぶことができる施設で、フィジカルを鍛えながら精神面も鍛えられます。
ボクシング・柔道・空手・ムエタイなど、多彩な格闘技の技術を学ぶことができます。
体力や筋力を向上させながら、戦うための技術を身につけたい方にぴったりです。
また、格闘技ジムでは試合に向けたトレーニングやスパーリングも行うため、より本格的に取り組むことができます。

まとめ

トレーニングジム選びは、自分の目標達成への第一歩として非常に重要です。

ジムにはさまざまな種類があり、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。
スポーツジムは自由度が高く、比較的安価に利用できる反面、自己管理が必要です。
総合型フィットネスクラブは設備が充実し多様なプログラムを提供していますが、料金は高めになります。
スタジオ特化型ジムはグループレッスンで楽しく運動できる一方、時間の制約があります。
パーソナルジムは確実な結果が期待できますが、高額な費用がかかります。
ブティックジムは特化型の施設で効率的なトレーニングが可能です。
格闘技ジムは技術習得と共に全身を鍛えられますが、初心者には敷居が高く感じられることもあります。

理想のジムを選ぶためには、自分の目的・予算・ライフスタイルを総合的に考慮することが大切です。
また、施設見学や体験利用を活用して、実際の雰囲気や設備、スタッフの対応なども確認しましょう。
継続は力なりと言いますが、その継続のしやすさは適切なジム選びから始まります。
今回の記事で紹介した情報を参考に、ぜひ自分に最適なジムを見つけて理想の体づくりや健康維持を実現してください。

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